The Valley of 'euthanasie' 〜安楽死の谷〜 (前編)


 ・はじめに

 このプログラムは、自機を操作して障害物をかわし、攻撃してくる謎の設備を 機関銃で破壊しながら、ひたすらに前進する、 縦スクロール型のシューティングゲームです。


 ・背景となる世界について

 新型ジェット機の試験飛行中、原因不明のトラブルによって操縦不能になった機体を、 なんとか不時着させる事ができたのだが、不時着した場所は「安楽死の谷」と呼ばれる場所だった。
 「迷いこんだら生きて出られない」と言われているその場所は、誰にも見つからずに 死にたい人達にとって、有名な自殺の名所だった。
 どっちを向いても木々と岩。しかも太陽の光が谷底まで届かないので、不気味に薄暗い。 下手に動けば間違い無く迷ってしまうだろう。歩いて帰る事は不可能だ。
 機体はまともに飛んでくれないが、ここを脱出する程度なら、なんとかなるかも知れない。 とりあえず離陸してみよう。
 っと、飛び上がったまでは良かったが………


 ・操作方法

 このゲームには、スタイラス操作モードとキー操作モードがあります。 モードの切り替えは、タイトル画面の時にカーソールの右を押すとスタイラスモードに、 左を押すとキー操作モードになります。
 起動すると、タイトル画面が表示されます。ゲームのスタート方法は、 各モードによって異なるので、各操作モードの説明を参照して下さい。

 プログラムの終了は、タイトル画面の時に右上の「x」をタップしてください。


・スタイラス操作モード

 タイトル表示で画面をタップすると、ゲームスタートです。
 自機は、スタイラスの押されている場所を追尾するように左右移動します。
 また、スタイラスを自機の前後にあわせる事で、スピードのコントロールが可能です。
 機関銃の発射は、スタイラスを画面に触れる毎にトグルします。

・キー操作モード

 タイトル表示でアクションボタン、またはリターンキーを押すと、ゲームスタートです。
 自機は、カーソールの左右で左右移動。上下でスピードのコントロールです。
 機関銃の発射は、アクションボタンまたはリターンキーを押す毎にトグルします。
 (H/PCではシフトキーでも機関銃の発射が操作できます)

 自機は、地形・敵・敵弾・隕石、と接触すると爆発し、ストックが1機減ります。
残機が無くなるとゲームオーバーです。

 ゲームを中断したい時は、画面の右上の「x」をタップしてください。



・ランキングについて

 タイトル画面で表示されるスコアと日時は、'My Documents'のフォルダの中の 'TVE_rank'というファイルに記録されています。
記録を初期化したい場合や、アンインストールする場合にはこのファイルを削除してください。


 ・後編の予告

 前編では、いくらノーミスで進み続けてもゴールはありません。
 なぜ「安楽死の谷」と呼ばれているのか?
 無事に谷から脱出することは出来るのか?
 答えは、次作後半「脱出編」にて…

 (発表は6月を予定していますが、都合により延期される場合もあります)


 ・動作環境

 Windows CE OS 2.11 以降の Handheld PC または Pocket PC で動きます。

 画面のサイズを 240x210 にしてあるので、Handheld PC でも Pocket PC でも、 基本的に違和感無く遊べると思います。


 ・ダウンロード
StrongARM用 tve_ARM.LZH(24Kbyte)
MIPS用 tve_MIPS.LZH(24Kbyte)


 ・開発環境など

 実行ファイルの作成には「eMbedded Visual Tools 3.0」を使用しました。

 以下にプログラムのソースを付けておきます。

  ソースtve_src.lzh(55Kbyte)

 また、このプログラムでは、地形や岩や砲台を配置する為に「Excel」を使用しました。
そのデータと、フログラムへ取り込む為のコンバータも、以下に付けておきます。

  地形データとコンバータtve_map.lzh(22Kbyte)




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2003.02.21 浦野富士夫
http://lt.sakura.ne.jp/~untan/



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